2018.07.30更新

飯塚市の小島法律事務所より、弁護士による、あおり運転の厳罰化についてのご報告です。近時、あおり運転の危険性が広く知られるようになり、厳罰化の流れとなっています。

道路交通法上も車間保持義務違反、急ブレーキ禁止違反、進路変更禁止違反、追い越し方法の違反、減光等義務違反、警音器(クラクション)制限違反、安全運転義務違反などに問われる可能性がありますが、刑法上も、暴行罪(東京高裁昭和50年4月15日判決参照。並進走行中の事案。)や殺人罪に問われる可能性もありますし、危険運転致死傷罪が適用されることもあります。今後具体的事案でどのような違反、犯罪となるかについては、引き続き注目していきたいと思います。

なお、あおり運転の立証にはドライブレコーダーが役に立つことがありますので、今後、ドライブレコーダーの普及によっても、あおり運転が減少する可能性はあります。また、自衛手段としても、ドライブレコーダーの搭載を検討する必要があります。

投稿者: 小島法律事務所

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