2017.04.26更新

飯塚市の小島法律事務所より、交通事故関連のご報告です。平成29年4月25日、福岡県弁護士会交通事故ゼミの第0回が福岡市内で開催され、出席してきました。第0回というのは、まだ中身に入る前に、今後の進行についての意見交換をする場という意味です。行ってみて驚いたのが、知らない弁護士(当職よりも若手の先生)が増えたことです(正直顔見知りの先生は1人しかいませんでした。)。幸いなことに(?)当職と相手方になった先生はおらず、和やかな雰囲気で話が進みました。交通事故の代理人というと、多くは被害者側ですが、当職のように加害者側もする(というか加害者側しかしたことがない)という先生もおられました。多士済々のメンバーと1年間活発な議論をしていきたいと思います。

投稿者: 小島法律事務所

2017.04.12更新

当事務所の弁護士は、飯塚市田川市直方市など筑豊地域を中心に、交通事故案件(人身事故、物損、後遺障害、死亡事故)を多数扱ってきました。交通事故問題を処理する上で、多くの事案では双方の運転者の過失割合が問題になります(停止中の車両への追突など100%加害事故は別ですが。)。その際に、裁判所(裁判官)によって判断が区々になることは避けなければなりませんから、裁判所では別冊判例タイムズ38号「民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準 全訂5版」(東京地裁民事交通訴訟研究会 編)を利用するのが通常です。そこで、訴訟や保険会社との交渉において「判タの【100】図によれば…」などといったやりとりがなされるのです。もっとも、交通事故の発生状況に同じものはなく、判タのどの図を適用するかといったことが争いになることもあります。この点については、別冊判例タイムズの書き方が一義的でない(ように見える箇所がある)のが原因ですが、そのような争いは当事者の方にとってはおよそわけがわからない話なので、訴訟で深入りすることのないよう、さらに細かな判断基準を設けるべきではないかと思います。

当事務所では、これまでに多数の交通事故案件を扱ってきましたし、判例検索システムも充実しています。過失割合に関する初回の相談料は無料ですので、お気軽にご相談ください。

投稿者: 小島法律事務所

2017.04.11更新

飯塚市に事務所をかまえる交通事故の経験豊富な弁護士が所属する小島法律事務所です。私は千葉県出身で、司法試験に合格して弁護士になるまでは、飯塚市には縁がなかったのですが、初めて新飯塚駅で降りたとき、駅の近くにあるコンビニエンスストアの駐車場があまりに広いことに驚きました(今となってはそれが普通に感じますが。)。住んでみればわかることですが、飯塚市はもちろん、田川市、直方市などもコンビニエンスストアや官公庁など、とても広い駐車場を持つ施設が多数あります。駐車場が広ければ広いほど、当然のことながら、駐車場内での車の移動時間、移動距離、ハンドル・ブレーキの操作も増えることになり、そこで交通事故が発生する可能性が高まります。従来は、駐車場内が「道路」ではないことなどから、駐車場内の交通事故の過失割合について類型化がされてきませんでしたが、近年、以下のような書籍によって、裁判例上の取扱(一定の指標)が徐々に明らかになっています。

「駐車場における事故」寄与度と非典型過失相殺(東京三弁護士会交通事故処理委員会)

「駐車場内における事故の過失相殺について」民事交通事故訴訟損害賠償額算定基準(いわゆる「赤い本」)下巻講演録2011年(平成23年)

「実務裁判例 交通事故における過失相殺率 自転車・駐車場事故を中心にして(第2版)」(日本加除出版)

「民事交通事故訴訟における過失相殺率の認定基準全訂5版」別冊判例タイムズ38号

「駐車場事故の法律実務」(学陽書房)

とはいえ、駐車場内の形状や規制、実際の利用方法などは千差万別ですから、実際に現場を確認することが重要なのは変わりません。当事務所では、これまでに多数の駐車場内の交通事故案件の経験があります。相談料は初回無料となりますので、お気軽にご相談ください。

投稿者: 小島法律事務所

2017.04.07更新

2017年の福岡県弁護士会交通事故委員会が主催する交通事故賠償ゼミに参加することとなりました。このゼミは、交通事故問題を扱う若手弁護士による少人数のゼミで経験豊富な講師とともに毎月1回集まって交通事故に関する諸問題について議論するというものです。福岡県はこのようなゼミが非常に多く開催されており、みな勉強熱心なので、自分もしっかりと議論に参加していきたいと思います。

投稿者: 小島法律事務所

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